PSA1のブレーキを油圧ディスクに変更
PSA1では山に行く機会が多く、下りのブレーキで手が疲れる事がよくあります。
そこでブレーキを機械式から油圧式に変更しようと思います。
以前、富士宮市のまかいの牧場で油圧式ディスクブレーキの電動アシスト自転車(YPJ-TC)をレンタルしたことがあり、レバーの軽さを体感したことがあります。
やはりディスクブレーキを使うなら油圧式しか考えられません。
但し、平地ばかりを走る場合を除きます。
油圧式に変更する為に必要な物(購入した物)
・油圧ホース(SM-BH90-SBM 1000mmと1700mm)
メーカー指定のホースで長さが1000mmと1700mmの物を購入しました。
・ブリーディングキット(TLBR プロフェッショナル ディスクブレーキ ブリードキット)
TL-BR001(シリンジとホース)とTL-BR002(ロード用の漏斗)とTL-BR003(MTB等のフラットバー用の漏斗)がセットになっています
安く済ませるならTL-BR003(ブレーキレバー用)とシリンジとチューブを購入する。
または、アマゾンで売られている安い海外のセット品を購入する。
・シマノミネラルオイル(500ml)
実際に使用する量は100mlも必要ないかも
・油圧ブレーキレバー(BL-M8000-RとBL-M8100-L)
DEORE XT新旧のレバーをそれぞれ購入しました。
新型レバーで揃えなかった理由は後述します。
・油圧ブレーキキャリパー(BR-M7100 フィン付きメタルパッドj04c)×2
キャリパーはコストパフォーマンスに優れているSLXグレードのキャリパー。
・ディスクローター(SM-RT86-160mm)×2
取り付けが6ボルトのタイプで、アイステクノロジーという放熱性能が高い物。
・その他(バイクハンド YC-192 ディスクローターセッティングガイド)
ブレーキパッドとディスクローターの隙間を一定に、そして簡単にセット出来る便利グッズ。
もちろんこれは無くても大丈夫です。
交換する為にはこれくらいは必要になると思います。
さっそく揃えて行く段階で問題が発生しました。
シマノパーツの供給が大幅に減少している!?
この影響によりブレーキレバーの在庫がほぼなく、安い旧型のBL-M8000の右レバーは入手出来たものの、左レバーは3月頃まで入荷の予定がないそうです。
とりあえず在庫があったBL-M8100の左レバーを購入しました。
パーツのグレードの違い
ブレーキのグレードを選ばなければ入手は可能ですが、私がブレーキに求めるものは長時間ブレーキを使用しても大丈夫なように、メタルパッドが使えることです。
シマノのブレーキでメタルパッドが使えるのは「SLX」「DEORE XT」「XTR」の3つがあります。
ロードバイクのコンポでいうところの「105」「ULTEGRA」「DURA-ACE」です。
「SLX」と「DEORE XT」との大きな違いはレバーを握ってからブレーキが効き始める幅を調整できることです。
「XTR」は本格的なプロ用なので除外します。
そこで「DEORE XT」のブレーキレバーを選びました。
また、ディスクローターはローター経160mmで「アイステクノロジー」という放熱性能が高いローターで、「6ボルト」の物を探すと旧型のDEORE XTの(SM-RT86-160mm)しか選択肢がありませんでした。
新旧ブレーキの大きな違い
・クランプ位置が変更されている
・赤丸の部分がハンドルバーに接するようになっている
実際に取り付けてみました
交換前
新型ブレーキは同じ位置にセットできない
分かりやすく例えると、ブレーキレバーを水平から前側に10°傾けると、スイッチに接触するのでスイッチ側も同じように傾ける必要がある。
実際に使用する分には問題ありませんが、細かな調整が出来なくるので少し注意が必要です。
新型ブレーキのメリット
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