山を下って進むと
そのまま山を下って海沿いを走っていると、また分かれ道が出てきました。
今度は右の平地も左の山も両方ともサイクリングロードになっています。
地図を確認してみると、山側を通ると鍾乳洞に寄ることも出来るようです。
距離はそんなに変わらないのでどちらを進んでも良いのですが、さっきは山道を通ってきて少し疲れたので、今度は右側の平地を進んでみることにしました。
海側から山の方を見上げるとサイクリングロードらしき道が見えます。
標高は100mもありませんが、山からの景気は良さそうです。
海側を通るとトンネルが四箇所もあります。
ライトの準備は忘れずに。
海の水はとても綺麗で、ここで泳ぎたくなってきます。
そしてこの山を越え下っていくと、今までとは違う景色が視界に広がります。
白崎海洋公園に到着
初めてここを訪れましたが、巨大な白い岩肌には驚きました。
白崎の白は石灰岩で出来たこの岩の事のようです。
日曜日だったので駐車場は車でいっぱいで、道の駅にも人が溢れていました。
有料ですが、キャンプ場やログハウスもあります。
周りには海と山くらいしかないので、ここなら夜空が綺麗に見えるかもしれません。
但し、海風には注意が必要ですが。
また、公園の端の方には展望台があり、ここから周りを一望できます。
海の方もよく見えるので、ここに来たら必ず立ち寄りたいスポットです。
帰ってから調べて分かったことですが、地図をよく見ると回天基地跡がありました。
まさかと思って詳しく調べてみると、やはり歴史で有名な回天でした。
この土地は景色だけではなく、歴史上でも重要な場所だと言うことが分かりました。
スタンプがあるみちしおの湯まで
休憩もほどほどにして先を目指します。
白崎海洋公園から先はそんなに目立ったスポットはありませんが
アーチ状の石灰岩があったり
別荘地があったりします。
そこから先は少し工場や住宅街などがあります。
日曜日の午後2時過ぎでは、交通量はそんなに多くなく、目的地のみちしおの湯まではスムーズにたどり着けました。
第一駐車場は満車でした。
先程の白崎海洋公園にはシャワー設備等はないので、海で遊んだ後はこのみちしおの湯に来るお客さんが多いのかもしれません。
ちなみにサイクルラックとスタンプは第二駐車場の方にありました。
分かりやすいように書いてくれています。
お風呂には入りませんが、せっかく来たので、みちしお亭で少し休憩することに。
冷たいものが飲みたかったので、オレンジフロートとコーラフロートを注文しました。
少しだけですが、窓際の席から海を眺めることが出来ました。
少しだけ汗ばむ程度ですが、運動後に飲むジュースは格別です。
帰りに変わった寺(興国寺)を発見
休憩も程々に、日が沈む前には帰りたいのですぐに出発しました。
帰りのルートは一箇所だけ山を越えます。
特に見どころもなく、このまま帰るだろうと思っていましたが・・・
ちょうど山の登りが始まる手前に興国寺というお寺がありました。
写真だけ見ると特に変な所は見当たりません。
しかし、肉眼で見ると門の先の方は少し面白い道になっています。
なんと階段ではなく石を敷き詰めた上り坂になっていました。
しかも平らではなく段差があります。
PSA1の方はいつのまにか上まで登っていってしまいました。
ビリーボンカーズの実力
幸いにもミニベロのタイヤはビリーボンカーズ(20×2.00)に交換したばかりです。
このタイヤの実力を試すにはちょうど良いでしょう。
けっこう急な坂なので立ち漕ぎになりましたが、登り切ることが出来ました。
ブロックタイヤなので、こんな凹凸の道でも路面を捉えてグリップしてくれました。
流石にミニベロなので段差の振動はけっこうありました。
登った先はまだ道が続いていました。
しかし、PSA1の姿はありません。
さすがにさっきの坂道なら、人力では到底敵わないようです。
観光客もなく、聞こえるのは鳥や山水が流れてくる音だけでした。
静かで涼しくて心地がいい場所です。
近くには青色の紫陽花が咲いていました。
道端の紫陽花は青色が多いのは気のせいかな?
後は少し周りをぶらぶらしてからトンネルを抜け、帰りました。
ビリーボンカーズの評価
今回は平地、山道、そして凹凸のある路面の急な上り坂。
これらの状況でビリーボンカーズの性能を確かめる事が出来ました。
普段のサイクリングから突発的なオフロードまで、安定した走行を手助けしてくれる素晴らしいタイヤだったと思います。
特にあの興国寺の上り坂では、以前のマラソンレーサーでは登れなかった可能性が高いと思います。
ミニベロであちこち走る人には良いタイヤだと思います。
次回はビッグアップルを試したいと思います。
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