かじか荘 美里の湯について
かじか荘は和歌山県紀美野町の山の中にあり、清流のすぐ側にある宿泊施設です。
WAKAYAMA800のスタンプラリーポイントにも指定されています。
ここを拠点に高野山など、あちこちの山を攻めるのも良いかもしれません。
昔は温泉だった!?
美里の湯は昭和44年から「美里温泉」として利用されていたのですが、平成22年に行った泉質検査で温泉の基準値にわずかに満たないということで、「美里温泉」→「美里の湯」に変更になったようです。
当時からあるこの本館は取り壊されるようです。
2021年6月5日(土)現在は立ち入り可能です。
この取り壊し予定の本館から新フロントのある宴会棟まで通り抜けることが出来ます。
リニューアルエリアの様子
本館を抜けていくと、リニューアルされた棟にたどり着きます。
リニューアルされたばかりで、内装や備品はとても綺麗です。
売店はご当地品がいっぱい
フロント横には売店があります。
和歌山の特産品の梅、みかん、じゃばら等を使用したお土産などが販売されています。
みかんポテトチップなんかもあります。
ご当地品もネットで買うことが出来るものがありますので、気になる人はぜひチェックしてみ下さい。
廊下には和歌山で撮影された草花の写真が展示されていました。
宿泊した部屋の様子
私が宿泊したのは306号室の「あやめ」です。
他にも「ひまわり」「なでしこ」等の花の名前が各部屋に付いています。
よくある和室の部屋です。
畳はリニューアルされた為か、新品のようです。
襖を開けると、イスとテーブル、そして冷蔵庫もあります。
こちらは山側の部屋なので、窓の外はモミジの木が見えるので秋には紅葉が楽しめそうです。
桜の木も少し離れた所にありました。
緑茶とお菓子「有田みかんゴーフレット」が用意されたいました。
コロナの影響か、加湿空気清浄機が置かれています。
また、ロビーには業務用の空気清浄機があります。
なぜか私はこの旅館では、くしゃみが多発しました。(仕事のストレスかな・・・?)
クローゼットは5人分の旅行かばんが入るくらいの広さがあります。
部屋にはシャワールームがあり、トイレとは扉で仕切られていました。
美里の湯に入る方には必要のない設備かもしれませんが、、部屋によってはシャワールームがありませんので、予約するときはしっかりと内容を確認して、間違いのないようにしましょう。
かじか荘周辺の様子
川へは簡単に降りていくことができます。
夏場には川遊びに最適です。
水は澄んでいて綺麗で、6月頃にはホタルを見ることが出来ます。
川側の部屋に宿泊すれば部屋からホタルを見れるかもしれませんね。
この川の奥の草木が生い茂っている所にホタルが出没します。
当日はホタルの数が少なく、まだ時期が早かったかもしれません。
夕食はぼたん鍋♪
ぼたん鍋の「ぼたん」はイノシシ肉の事です。
かじか荘のぼたん鍋は、だし汁にお好みで味噌を加えて茹でます。
以前、猪肉のうどんを食べたことがありますが、その時は臭みが少しあり、肉も硬くて食べにくかった記憶があります。
こちらで頂いたイノシシ肉は臭みがなく、筋は少しあるけれど噛みにくい事もなく、非常に食べやすく、美味しかったです。
メニューはぼたん鍋以外にも、熊野牛のすき焼きなんかもありました。(詳しくはホームページを)
朝食は鯖を焼くところから初めましょう
朝食の鯖の開きは生のままなので、卓上の七輪で焼きましょう。(火は従業員の方が付けてくれます)
湯豆腐、納豆、梅干し、明太子など
個人的には、朝食にしては少し塩分が多いと感じましたが、食事量は充分でした。
焼きたてのアジの開きはさすがに美味しかったです。
食後のコーヒーもセルフサービスでどうぞ。
美里の湯は内風呂、露天風呂、サウナの三点セット
お風呂はそんなに広くありませんが、宿泊人数を考慮すると必要十分だと感じました。
お風呂のロッカーは一般的なコイン不要の鍵式です。
自動販売機(エナジードリンクも有り)やマッサージチェアもあるので、入浴後もリラックス出来ます。
春夏秋冬楽しめる宿
かじか荘は、春には桜、夏にはホタルと川遊び、秋には紅葉が楽しめそうです。
また、近くにはみさと天文台(かじか荘から3km)があります。
夏や冬に天体観測なんかも良いかもしれませんが、現在はリニューアル工事中です。
和歌山市や高野山までは車で40〜50分ほど(距離30〜40km)で、車や和歌山駅から自転車で来た人なら中継地点になりそうな所です。
都会の生活で疲れたときなど、川のせせらぎを聴きながらゆっくり過ごすのにはいい場所だと思います。
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